鉄道のことはそれほど好きでもないし詳しくもないんですが、なんとなく始めたら引っ込みがつかなくなって続けている鉄道の未乗区間の乗り潰し。昨年夏は色んな所に行きつつそれなりに頑張ってたんですが、秋以降あんまり頑張らなくなってしまったけど、この辺で一旦まとめておきます。
・北越急行ほくほく線 11/9乗車
名古屋から新潟に安く移動するために長野行きの夜行バスを使って、そこから在来線というのはよくやってるのですが、だいたいの場合は朝の6時に長野駅についてそこから始発に乗り換えるところ、この日はなぜか予定の1時間前の5時に長野駅で降ろされて、11月なのに気温1度だし駅も開いてないしということで、仕方なくネカフェに逃げ込んで仮眠をとったのでした。
そのあと、8時半頃に長野駅に行って乗換案内を調べてたら、直江津からほくほく線経由したほうが新潟着が早くなることが判明したのでせっかくなので乗ってみることに。混んでなかったので、直江津で買った駅弁を食ったりしつつ、おそらく山を突っ切ってるんであろうトンネル続きの車窓に特にテンションも上がらずという感じ。
直江津といえば鱈めし。棒鱈の甘露煮にたらこに鱈の親子漬け。付け合せは野沢菜わさびと奈良漬と梅干し。クセとクセがぶつかり合うキャッチーさゼロのハーコー駅弁。これを食うために直江津に寄ったみたいなところもある pic.twitter.com/1339853tlC
— そん (@sonakason) 2019年11月9日
そんななか、地下駅の美佐島駅を発車しようとしたところで、10名ほどのカメラクルーがホームに駆け込んで来たりで。そしたら電車が少し進んだところで急停車。なにかと思ったらタカトシと男性ゲスト(よく見えなかったけどキスマイの玉森くんらしかったです)と女性ゲスト(フィギュアスケートの村上佳菜子さんだったらしいです)が乗り込んできたりで、「テレ朝のやつや!」と若干テンションが上りはしました。
・博多南線 11/25乗車
山陽新幹線の博多駅から車庫までの路線を地元の人が安く乗れるようにしたやつ。博多に行く機会はいままでいくらでもあったんですが、やっと乗ろうという気になりました。
500系新幹線の車両で、新幹線のズラリ並ぶ車庫へと向かい、たどり着いたのは新幹線駅とは思えない簡素なホーム。折返しまで少し時間があったので駅併設の施設を見てみたんですが、結構きれいな施設で待合室には新幹線のグリーン車の椅子が並べてあったり、屋上がかき小屋だったりしました。
といったところで、折り返して博多駅に戻ったのですが、博多南線ユーザーはみんなグリーン車に乗るという、まあそりゃそうだという発見もあったりで。
小さい特急券アガる pic.twitter.com/PUfqHcbzOo
— そん (@sonakason) 2019年11月25日
・磐越西線 12/28乗車
年末の連休に新潟に行くことがあったので、この前日に名古屋から郡山まで18きっぷ移動をして磐越西線に乗ることに。ほんとは前日のうちに常磐線経由でいわきから磐越東線を乗り潰して郡山に到達したかったんですが、常磐線が強風で遅れたり止まったりしてたりで、じゃあいわきで1泊ってのも考えたんですが、それだと肝心の新潟での予定がギリギリになりすぎてしまうので回避。
ということで、郡山駅6:52発の会津若松駅行きのワンマンカーに乗車したわけですが、会津若松行きのワンマンカーってそれって実質IZ*ONEじゃないか、などと車内アナウンスを聞きながらいらんことを考えてました。外はまだ暗い。
8時過ぎに会津若松駅に到着したのですが、接続の電車を見送ると3時間ほど会津若松を散策できそうなところ、なんの感慨もなく乗り継いで通過してしまう味気なさこそが自分なりの乗り潰しの流儀というか。
そこから新津駅までは3時間以上乗車なわけですが、車両も空いていたので、1人がけ座席が対面したボックスシートを独り占めして、対面座席に足を投げ出してくつろいだりしてました。マナー的にどうかと思うかもしれませんが、同じ車両のほとんどの乗客がそうしてたのでいいじゃないか。途中長時間停車する駅もあったりはしたのですが、さすが福島だか新潟だかの山奥、雪がじゃんじゃん降ってて下車する気にはなりませんでした。
野沢駅で24分停車と言われても降りる気にならない pic.twitter.com/d9J9i43dSa
— そん (@sonakason) 2019年12月28日
・西鉄貝塚線 1/4乗車
2019年冬って言いながら、2020年年始になってしまったわけですが、まあ細かいことは気にせずに。
なんか色々あってフェリーで門司港にたどり着いて博多方面に移動する途中に若干時間があったので、乗り潰してみました。小倉方面からの移動なので途中JRの新宮中央駅で下車、そっから30分ほど歩いて西鉄新宮駅へと向かうことになるわけです。その道がいわゆるGoogleマップを頼りに閑静な住宅街に突入していくパターンで正月早々不審者になりながらも、西鉄新宮駅着。
なんとなくレトロな3両の列車に揺られて、10駅。あっけなく貝塚駅へ。そっから地下鉄に乗り換え。
・松浦鉄道 1/4乗車
ということで、博多から安いバス(ユタカライナー)に乗り佐世保へ。ここ18きっぷで移動してもよかった気もするんですが、どう考えてもバスのほうが安くて楽。
といったところで、これはわりとちゃんとした乗り潰し目的の移動でした。普段撮らない車両の写真とか撮っちゃっったりして。
乗るぜ松浦鉄道 (@ 松浦鉄道 佐世保駅 in 佐世保市, 長崎県) https://t.co/xE3ULn0HRK pic.twitter.com/oMEHZul4ZT
— そん (@sonakason) 2020年1月4日
ふだんならあっけなく乗り潰すところ、せっかく1日乗車券も買ったし時間もあるってことで、最西端(ゆいレール除く)の駅らしいたびら平戸口駅を目指してみる。ただ、佐世保でしっかり飯食ってしまったのが仇となり、肝心の目的地をウトウトして乗り過ごしてしまうという。そこから、珍しく紙の時刻表とにらめっこして松浦駅で引き返せばいいことが判明。
その途中、松浦駅の一つ手前に松浦発電所前駅ってのがあったんですが、これが今話題の石炭発電所。屋外に石炭山積み!さすが化石賞!グレタさんマジギレ!とひとしきり盛り上がりつつ、松浦駅で折り返すことにより、松浦発電所前を3回通過できるという思わぬラッキーもありました。
石炭発電! pic.twitter.com/YHRoQt0kaw
— そん (@sonakason) 2020年1月4日
ちなみに松浦駅の駅前の何かしらの施設ではスーツや晴れ着の若者がワイワイやってて、そうか地方の成人式って正月のうちにやるんだな、ってなったりもして。
そんなこんなで、本来の目的地の日本最西端の駅たびら平戸口駅に到着したんですが、3分後とかに発車する折返しの電車がもうホームに居る状態で、それっぽいものを写真にとって飛び乗ることしかできず。ただ、本来なら1本見送って1時間ほど滞在できる予定だったこと思うと、ちょっとした博物館的な施設が併設されていたりはしたものの、でもここで1時間潰せるかと言われると微妙だったので、まあいいかなと。
日本最西端の駅(ただしゆいレールは除く) (@ たびら平戸口駅 in 平戸市, 長崎県) https://t.co/dhK37Un5AF pic.twitter.com/qNwZAuSBH4
— そん (@sonakason) 2020年1月4日
そっから伊万里駅で乗り換えて終点の有田駅へ。有田駅はインパクト大の温泉ののぼりが立ってたり、駅前のちょっとした休憩スペースにきれいな有田焼の灰皿が無造作に置かれていたり、ちょっと不思議なムードが漂っていました。
ヌルヌル (@ 有田駅 in 有田町, 佐賀県) https://t.co/f7diL4gS04 pic.twitter.com/zwajzvwNnA
— そん (@sonakason) 2020年1月4日
駅前の休憩所に無造作に有田焼の灰皿が置いてある pic.twitter.com/X0VdK0yZPQ
— そん (@sonakason) 2020年1月4日
有田からはJR佐世保線に乗り換えて佐賀に向かったのもまあ乗り潰しといえば乗り潰しなのですが、路線完乗したわけではないので、さらっと記録しておきます。
といった感じで、秋から冬にかけては乗り潰しの面ではあまり奮わず仕舞いで。2020年春の青春18きっぷシーズンはもうちょっとなんとかしたいなと思いつつ、2020/2/1時点での乗車状況はJR 65.91%、その他私鉄 62.75%、総合 65.02%ですってよ。